活路を開く方法


  積み重ねられない時も、積み重ねなさい。
  挫けるときも、積み重ねなさい。
  死にたいと思うときも、積み重ねることでしか活路は開かれない。
  積み重ねなければならない時に、積み重ねられないのは、
  人に感謝することのできない、自分のたかぶりにあるのです。

 両手のない大石順教さんは、訪ねてくる体の不自由な人たちに向かって、
 「どんなに僅かであっても、一日一日、積み重ねなくてはならない」と厳しく諭した。
 どんなことを成し遂げるにしても、一つひとつの積み重ねなくしては不可能である。
 ともすれば、その努力を怠って、自分には運がないとか、自分には能力がない、金がない暇がない、権限がない・・・などと、逃げがちになるのが私たち凡人である。
 毎日一つでも、毎日十分でも、それこそ一分でも、これと思ったことを積み重ねれば道は開かれる。



あと5年の命なら何をするか!


 ある国立大学の医学部教授は「私ども、あと何年生きられます?定年退職したらのんびりしようなんて発想はやめたほうがいいですよ。それまで本当に生きられるかどうか分からないんですから」と言って学会にいつも奥さん連れで来て、学会のあとはかなり長い休暇をとって二人で旅行を楽しんでいるという。
 石川恭三医学博士は、「もし自分の命があと五年だと知ったらどうするか。自分の優先事項にしたがってするべきことやしたいことをいろいろ書き出してみると、その過程で今まで見えなかったものが、きっと見えてくるはずです。大きく見えていたことが小さくなり、小さく見えていたことが大きくなる。価値観、人生観が変わってくるはずです」と語る。
何かが輝きを増し、何が色あせて見えるかは、人によってさまざまである。人間が欲望の塊みたいになるのは、百年も二百年も生きられるように錯覚しているからだ。
ところが、残りの人生が五年となったら、いかにそれまでの自分がたいした理由もない欲の衣を幾重にも身に付け、体の自由を奪われていたかとか、他人と比較することの愚かさも分かり、身が軽くなって現実の人生を楽しむゆとりが生まれてくるはずである。



どうにも救いようのない人

 日本金地金流通協会のだいぶ以前の調査だが、18歳以上の女性で宝石を持っている人が92%もいて、平均7.6個持っているという。
 そして、宝石を6個以上持っている人と5個以下しか持っていない人に分けて、今後もっと宝石を購入したいかどうかを聞いたところ、6個以上持っている人のほうが購入意向が強かった。
また、過去1年間に宝石を購入した女性のほうが、購入しなかった女性よりも強い購買意欲を持っていることが分かった。

 つまり、持てば持つほど欲しくなり、買えば買うほど欲しくなるというわけだ。
インドの仏典には、この世には「無罪餓鬼・少財餓鬼・多財餓鬼」の三種がいるというが、欲望と言うのは財貨があってもなくてもおきるものである。
とくに、欲望を充足すればするほど、ますます飢餓感が高じてくる傾向がある。宝石を買えば、それに合う高価なドレスや靴、バッグなどさまざまなものが欲しくなる。同じものを何度も来ていけないと言って、さらに別の高価なものが欲しくなる。
一つの欲望の充足は、より以上の欲望を生み出すだけである。少欲こそが、心豊かに、暮らすコツだ。



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